2024 02 / 29

備えあれば憂いなし

能登の震災から始まった2024年。

まだ仮設住宅の入居もままならない方が大勢いらっしゃると聞きます。

明日から3月、日常を奪われた皆様の苦労はいかばかりかと・・

こうしてあたりまえのように寝起きして、働けることじたいが幸せですね。

そんな冬のある日、新しい特派員 バイエルK からレポートが届きましたのでお伝えします。

なんでもピアノの師匠が個人的に「防災講座」を開いて、参加してきたとの事。

テーマは「必要な備え、身を守る行動、非常時にできる料理を学ぶ」

(さすが師匠、意識高いな~)

ではさっそくバイエルにバトンタッチします。いきなり料理からスタートしますよ~。

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災害レシピ:オムレツ(約2人前)

(材料)

卵2個

玉ねぎ1/4

にんじん1/4

ほうれん草

ソーセージ2本 

などお好みの食材でOK

kaku01.jpg 

上記材料と調味料(塩コショウ)を「アイラップ※」に入れて良く揉みます。

食材は細かめに切った方が火が通りやすく、卵と絡みやすいですよ。

袋を縛るときは、出来るだけ空気を抜いた方がいいです。

(湯せんをしているときに浮いてしまいます)

kaku02.jpg

こんな感じで、ねじって縛ります。

沸騰したお湯の鍋に袋を投入!(そのまま中火で20~30分)

kaku03.jpg

でも災害時はガスも水道も止まっているケースがありますので

こんな時のために、カセットコンロ・ガスボンベ・非常用の水は常備しておきたいですね。

そして非常時は洗い物もできません。

適当な皿がない場合も想定できます。なので・・・

 

kaku04.jpg

こうして空き箱にラップをかけてお皿代わりに。

この日のメニューは、上記のオムレツのほかに

・炊き込みご飯

・ミートスパゲティ

・甘納豆の蒸しパン

・親子丼

・味噌汁

・茹で野菜

kaku05.jpg

パーティですか?ていうほど豪華に出来上がりました。

 

《その他の調理例》

・アイラップに米と水(1合なら水200ml)を入れてご飯が炊けたり(湯煎時間30分)、半分に折ったスパゲティに浸るくらいに水を入れるとスパゲティが茹でられます。

 (湯煎時間はパッケージに書いてある通りの時間)

 ソースもレトルトの袋ごと湯煎すればOK

・ホットケーキミックスと水(適度な硬さになるように少しずつ水を加えます)、サツマイモや甘納豆などお好みの食材を入れれば、蒸しパンも作ることが出来ます。

 

※「アイラップ」

スーパーにあるポリ袋より熱に強い優れモノ

(マイナス30度から120度までの温度領域に対応・でも油ものには弱い)

ヨドバシやDCMなど、身近なお店で購入可能(例:60枚入り142円)

 

~講座で準備したもの~

《料理》・アイラップ・カセットコンロ、ガスボンベ、ペットボトルの水・鍋・食材・ラップとお皿になる容器(お菓子の空き箱など)

《防寒》・新聞紙・テープ

kaku06.png

ペーパレスの昨今ですが、新聞はけっこう防寒に役立ちます。

 

 

《まとめ》

アイラップを使った料理は、災害が起きた時に家の倒壊の危険がない事を前提としています。

停電や断水の可能性があるので、カセットコンロ、ガスボンベ、ペットボトルの水を常備しておきましょう。

この料理方法は洗い物が少なくて済むこと、一度に複数の調理が出来るのが大きなメリットです。

その他非常時には照明道具も重要です。

ラジオが聞けるもの、SOSを知らせるために音が出たり、赤く点滅するものなど様々なものがあります。

普段からモバイルバッテリーを充電しておく、照明の防災グッズを買っておくのもおすすめです。

最後に、ネットで「防災料理」で検索すると、レシピがたくさんありますのでご参考に!

(BY:バイエルK)

 

 

もうすぐ3月11日・・

否が応でも、また防災意識が高まりそうです。

火山大国日本ですから、いつ何が起きても、なんとかなるように備えておきたいものです。

とりあえず水とカセットコンロは常備しているので、レポで教えてもらったアイラップを入手しようかと思います。

(広報F)

 

 

 

 

 

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