2019年11月アーカイブ

某日の朝、当ビル1階インナーガーデンに、うちの女子社員が3人立っていました。

こんな看板を手に・・・

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「企業見学バスツアー」

最近こういう就活スタイル、人気なんですね。

でも今回ひとつだけすごく違う点がありました、

それは対象者が”北海道で就職を考えている”全員”外国人”だということ。

だから英語表記&同行メンバーは全員外国語OK。OH!頼もしい・・・・

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このツアーは北海道の受託事業「地域活性化雇用創造プロジェクト」のひとつで、参加料は無料。

行き先は苫小牧方面で、2社を訪問見学の予定です。

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百聞は一見にしかず。実際に働く場所に行って、見て、感じてくることは、海外の方にとっても嬉しい企画なのではないでしょうか。

ほぼ8割の参加者が、時間通りに集合してくれました。

各国によって、時の流れは微妙に違うから・・・・

あ、バスが来た!

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おぉ~・・・っ

ピカピカの立派なバスです、看板にキャリアバンク名も入ってました。

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この日は冷え込みましたが、快晴に恵まれてまさにツアー日和。

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まだまだ自転車族も頑張ってますが・・・

怖いのでスピード走行はやめてほしいです。

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さあ、では乗り込みますか!

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就職活動だけど、ちょっとウキウキしちゃいます。

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では9時になったので出発しま~す。いってらっしゃ~い!

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その後の画像は、同行したT社員によるものです。

 

午前中は、王子製紙の苫小牧工場を見学。

小学生の工場見学コースなどで地元では有名です。市内のどこからでも見える大きな煙突が目印。

白い煙がモクモクとあがり、ちょっぴり独特の臭いがするのも、もはや立派な名物といえるかもしれません。

100年以上前に建てられた旧事務所の前で、集合写真。さすが歴史のある企業、風情がありますね。

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見学者へのレクチャーも、しっかり行われている様子が伝わります。

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午後の見学場所は、登別にある大型ホテル、第一滝本館

フロアの見学風景。

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こちらもしっかり会社説明があった様子。外国人受入企業さんは、受け入れ態勢が非常にしっかりしていますね。

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レポーターT社員によると

旅館の担当者が
「社員寮が月3500円、社食は170円でホテルクラスの料理が食べられる」
と言った瞬間、その日一番の「おぉぉぉ!!!!」という感動リアクションがありました。
 
 
 
日本人だと恥ずかしいやら見栄やらで、こういうシーンは心の中で密かにガッツポーズするネタも、外国の皆さんは素直に表現するのがいいですね!
約1名乗り物酔いするハプニングがあったものの、無事にバスツアーは終了いたしました。
参加されたみなさん、ご協力いただいた企業さん、ありがとうございました。
 
 
(広報F)
 
 
 

先日のブログで取り上げた、某中学校からの「交流会のご案内」。

なんとか時間のやりくりの目処が立ったので、行ってまいりました!

くしくも前日から雪が降り、交通機関の遅れが心配されましたが無事たどり着いた場所は「あいの里」の奥

 

遠い・・・・

遠すぎる!

周りは住宅街か畑。

不良になりようがない、勉学に集中できる最高の環境です。

(夏なら北海道らしい景色が広がって最高だろうなぁ~)

と思いつつ、ようやくたどり着いた、北海道教育大学附属札幌中学校の入口↓

 

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先日取材を受けた「総合的な学習の時間」の活動発表会が、体育館で開催されるとのこと。

取材に来てくれたK君からも、直筆のお礼状と案内が届きましたので、これはぜひとも参加してみたいと思っていました。

 

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スリッパを履いて校内に進むと、先生や生徒達が丁寧にアテンドしてくれました。

ううむ・・・なんて心地よい空気が流れているんだろう。

 

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開始時間まで、ランチルームで待機とのこと。

オトナは生徒の親御さん達が大半のようです。ご夫婦一緒の方も多数。

ちょっとドキドキします・・・法人は慣れてるんだけど、学校はアウェー感満載。

ですが、ここは広報として図太く行っちゃいましょう!

 

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定刻になり通された体育館には、10くらいのグループに分かれて席が用意されていました。

1チームに生徒5~6人と、聴講する大人用の席も6つ位。

生徒一人ひとりのプレゼンテーションを、15~20分間隔で聞いていく流れのようです。

 

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生徒が自分で選んだ「社会問題(解決したいこと)」を、ネットや実社会人へのインタビューで掘り下げ、考察していくのですが、みんなプレゼンも上手!ヘタな社会人より分かりやすかったりして・・・

制限時間になるとブザーが鳴るんですよ!

緊張感ハンパない。これが中学3年生に求めるレベルとは・・・・。

 

ステージ上の本格的なタイマーに、学校の本気度を感じます。

 

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このタイマー、我が社にも欲しいくらいです(特に社長の講話のとき)。

 

ちなみに、小生のチームメンバーの課題は下記の通り。

 

①外来種へのより良い対策は

②スポーツの問題からわかる社会問題の解決に、自分達ができることはないのだろうか

③罪のない人が殺されることは、どのように防げるのだろう

④働く上で、居心地の良い職場を見つける、選択するにはどうすればよいのか

⑤渋谷のハロウィン騒動の被害を最小限にするためには

 

途中で休憩が入りましたので、取材に来てくれたK君とS先生をパチリ。

S先生「うちの学校は、写真の顔出しぜんぜん大丈夫ですよ~」

「ええっ!?いいんですか!?」バチバチバチーーー(連写)

 

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写真ひとつにしても、このイベントのスタイルにしても、学校がオープンマインドで社会と向き合っている印象を受けました。

「どうぞ私達の活動を見てください!こんなことに取り組みながら、生徒を育てています!」という前向きさがバンバン伝わります。

 

それにしても、自分の親の前でプレゼン、さらに質疑応答かぁ~・・・昭和の教育では考えられないクオリティの高さです。

 

なにげに座った席のお隣の紳士が、実はK君のお父さんだと知って驚愕!

さらに、遅れて登場した美しいお母さんと幼い妹・・・まるで絵に描いたような幸福な家庭ではありませんか。

 

自分のファミリーを目の前にしても、臆することなく課題発表をやりとげたK君。カッコ良すぎるじゃん!

 

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まだ中学3年なのに、自分で企業にアポの電話をかけて、取材に訪問して

自分が疑問に思った問題を、一生懸命考えたりまとめたり、人の意見を聞いたり

それを自分なりのスタイルで文字にしたり、プレゼン用紙を書いたり・・・そして今日この発表ですよ。

人生のなかで、記憶に残らないはずがありません。

 

 

すべてのプログラムが終わりました、解散の前にみんなで記念撮影。

 

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この瞬間は、子供らしさがはじけました。

みんなでピース!

 

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「発表会で終わりじゃない、これからにつなげるんだよ」

最後に挨拶された先生の言葉は、生徒にきっと届いたことでしょう。

 

「この子達がいるなら、日本の未来は明るい!」と、希望を胸に校舎を後にしました。

 

(広報F)

 

 

 

 

 


2019 11 / 15

とうとう本格的な冬がやってきました。

昨夜から「北海道大荒れ」と全国ニュースで流れています。

中継レポーターが

「道路のセンターラインが見えない状態です!」

と言っていましたが、北国に住む者からすると「それは冬なら普通だから」とツッコミを入れたくなります。

 

これからの季節は遅延が心配なJR。

キャリアステーションの窓から見た風景、琴似方面←→さっぽろ駅 

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こちら、sapporo55ビルから見下ろした大丸百貨店。

今朝はポケットモンスターの「ソード・シールド」発売日で、寒空のもと行列が出来ていたそうです。

(8Fがポケモンセンターなので)

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昼休みにサツエキ地下街を歩きましたが、既に年末商戦の熱気を帯びていました。

フラフラしてたら、間違いなく予定外の買い物をしてしまいそうです!!

 

ビル裏口の木も、雪を被って大きなクリスマスツリーに変身

 

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まだ自転車で乗ってくる人がチラホラ・・・

(危ないので夏タイヤ走行はご遠慮ください)

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ビル2階のスターバックスさんも、すっかりクリスマス仕様になっていました。

通りかかりに受け取った試飲コーヒーのカップもこんな感じ↓

 

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キャリアステーションも、今日から雪オブジェをあしらってみましたよ。

 

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さて、そんなキャリアバンクを会場にして、今月末の11月27日(水)の夜に無料セミナーが開催されます。

講師はスガイディノス の三浦尚久社長。

「北海道の『アソビ』を追い求めて100年、その歴史と将来について」という気になるテーマです。

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スガイディノスといえば、映画、ボウリング、ゲームセンターなどなど、地元民なら一度は行ったことがあるのでは?

私達も、社内レクリエーションで頻繁にお世話になっています。↓

 

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つい先日、机の引き出しを整理していたら、昔のスコア表が出てきました。

 

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ちょっと破っちゃったけど(微妙なスコアだったんで)。

100年も北海道のエンターテイメントを見つめてきた企業、どんなエピソードが聞けるのか今からとても楽しみです。

ぜひ沢山のご来場をお待ちしております。

 

(広報F)

 

 

 

 

 


とある休日、突然パスタが食べたくなりました。

それは”銘柄指定”で

小生が社会人になりたての頃、勤めていた会社のそばにあったお店のクリームパスタが!

まだ若造で、ハードな仕事に連日やられていた頃

ごくたま~に、外でランチを食べられるタイミングがあったとき、必ず食べていた定番メニュー。

思い立ったその日に、さっそく店に飛び込みました。

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まだあった!その店と、変わらないメニュー。

新人の頃の懐かしい記憶が、一気に蘇りました。美味しくもあり、ちょっぴりほろ苦くもあり・・。

でも、急に思い立って、すぐお店に行けたことに大満足しました。

 

数日後、朝礼でO社員が発表した内容に、深く共感しました。

みなさん
「あれをしたいな~」
「これを買いたいな~」
「あそこに行ってみたいな~」
「○○したいな~」で、終わっている事ありませんか?
 
私は「また海外旅行に行きたいな~」と思いながら、パスポートの期限が切れて20数年経っていた3年ほど前、ちょっと病気をし
もしかして来月、来年がやってこない事もあるかもしれない。
と思い、近場ですが旅行に行くようになりました
 
 
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いつか「○○したいな~」と思っていらっしゃる方
 
「いつか」は必ず来るものではないかもしれません。
 
 

 

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今年も残すところあと●●日です。
 
今年が無理であれば、ぜひとも来年の予定に入れてみてはいかがでしょうか

 

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そういえば、今年のルヴァンカップ決勝戦、
コンサドーレ札幌の応援のために、迷うことなくチケットを購入してアウェイ(埼玉)に飛んだ社員もいました。
 
台風の影響で、飛行機が深夜に到着してフラフラだったようですが
歴史に残る、素晴らしい試合が繰り広げられました。
現地で応援したファン達は、このうえない幸福感に包まれたことでしょう。
 
 
 
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いまをめいっぱい楽しむ、
後悔のない人生を送る秘訣かもしれません。
 
でも昔から、痩せなきゃ・・と思いながら
交通事故とかにあって「に、にっ、肉~~」と思いながら死にたくはないと
ダイエットできぬまま今に至っております(BY:O社員)
 
それもよくわかる!
 
 
 
(広報F)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 


昨日の北海道新聞の夕刊、見出し

 

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まるで営業が経理担当者に言いそうなセリフですが

 

やはり記事の内容はこちらでしたか↓

 

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先日から大騒ぎになっている、東京オリンピック2020のマラソン会場変更問題

ここにきてようやく決着がつき始めているようです。

北海道知事の鈴木さん、いままで夕張市長として苦労続きたっだので、お金の心配だけはさせたくありません。

 

だいたい私たちの住む札幌、つい先日まで、市内に鹿とか熊がでて大騒ぎしている地域ですよ!

いきなり大都会東京と比べられてもなぁ・・・・

 

毎年「北海道マラソン」で走っているH田君からもらった、大会当日画像とともにお届けします

こちらがコースになるらしい?札幌大通公園↓

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春はよさこいソーランまつり、ライラックまつり、

夏はビアガーデン、盆踊り

秋はオータムフェスタ

冬はホワイトイルミネーション、雪まつり

一年中なんだかんだと賑わっている市民の憩いのスペースです。

 

でもマラソン当日はこんな感じ(駅前通りは通行止め)、ランナーが大勢ひしめきあう一大イベントとなります。

日ハムが優勝した時も、ここでパレードが行われたりしました。

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そんな、のどかな地方都市に激震が走ったのがつい先日。

 

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社員の声はさまざまです

 

充分な準備期間があれば、納得のいく『お・も・て・な・し』が出来るのかも知れませんが
これだけ短期間だとやっつけ仕事になる気がします。
 ある程度の経済効果があり、良い面もあるのかも知れませんが、失敗したときに札幌のイメージが悪くなるのではないかと心配もあります。 

【筆まめM】

 

実際には大きな組織ほどまとめるのは難しいとは思いますが、今回の変更についてはちょっと強引かな、と思います。 

【筆まめN】

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マラソン開催地が変更になった際に、主に論じられているのが結局の所「お金」の話です。もし今回の件に関してお金が全く度外視されていればここまでの騒動になっていないように感じます。

【筆まめO】

 

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(今回、「何もない」などボロクソに言われた新川通・・・)

 

ちょうどこの前の3連休、実家(@埼玉)へ帰り、親戚一同が会しました。
そこでやはり札幌でのマラソンの話になり、
「タダでマラソン開催できて良かったね~」
と軽く札幌をディスられ、さみしい気持ちになりました。

そして会社に戻りそのことを話したのですが、
「でも、ダサイたまでしょ?」と今度は地元の埼玉をディスられ、ダブルでさみしい気持ちになりました。

埼玉生まれの札幌市民としては、周りから何を言われようと素晴らしいマラソンにして、結果で黙らせれば良いのでは? と思っています。
胸を張って開催すればいいのです。
まぁ私は現地に行ってタダで見る予定ですけどね~。 

 【筆まめP】

 

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「マラソンの代わりに札幌冬季オリンピックのスケートを東京にあげて交換したらいいんじゃない?」ってウチの代表が言っていた。さすが。

【筆まめQ】

(・・・本当でしょうか?)

 

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なにより、急に札幌開催になったとたん、ちょっと喜んでいる札幌市長の態度がダサい。
(私が市長なら、今更なんだ!そんなもの東京で実施しろ!と一喝します)
【筆まめR】

 

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ワイドショーで、「#札幌dis(悪口)」が twitter で拡散された翌日、

「#札幌discover」、「#北海道discover」の意趣返しをしていたのが、地元愛の強い北海道らしさがあって良いなぁと思う印象深い出来事でした。


【筆まめS】

 

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最後はさわやかに締めくくれました。。

賛否両論ありますが、早く騒動が落ち着いてほしいものです。

 

それはともかく、こちらは雪が降ってきました。  

北国札幌、いよいよ冬の到来です。

 

(広報F)

 


いま、某中学校から郵便が届きました。

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あーっ!ごめんKくん!

某日取材を受けたのに、ブログのアップが滞っておりました。ついラグビーに夢中になっちゃって・・・

 

そう、それは先月の話。

突然、男子学生から電話がかかってきて小生に回ってきました。

『「総合的な学習の時間」という授業の一環で、さまざまな社会問題のなかから、個人が「課題」を見つけ、それについて調べたり、インタビューをしたい。ついては自分は職業選択の視点から考えたいので取材をお願いしたい』とのこと。(要約)

 

とても緊張している様子でした。そりゃそうだよな~、中学3年って自分なにやってたっけ?

企業に電話かけるなんて、ありえなかったな~。

 

小生「今回、インタビューは何社くらいですか?」

K君「2箇所予定していて、この電話が初めてです」

 

ひゃーーっ!それは責任重大ですぞ!

(っていうか、いいの?ウチで?)

 

K君と会話していて、真面目さと一生懸命さが伝わってきたので、これもご縁とお受けすることにしました。

翌週、きちんと時間通りに現れたK君は、最初こそ表情が硬かったものの

「ブログに載せてもいい?」と聞いたら、こんな素敵な笑顔をみせてくれる好青年。

 

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リラックスさせるために、最初の5分ほどフリートーク。

短い会話の中で、彼が親からの愛情をいっぱい与えられてまっすぐに成長していることが伺えました。

将来は医者になりたいとのこと、いやはや・・・「キミならなれる!」って感じです!!

 

さて、いよいよインタビュー、事前にいただいていた質問項目は3つです。

①働く人が居心地が良いと感じるのは、どのような職場なのか

②ブラック企業にどのような経緯で入社してしまう人が多いのか

③ホワイト企業に入社する人と、ブラック企業に入社する人の違いは、どのようなものがあるのか

 

爽やかな導入とはうらはらに、内容はディープ。

世のマスコミの影響を受けて質問が偏っているなぁという印象で、業界人としてちょっと悲しくなりますね。

世間の大人たちはともかく、子供までが「ブラック&ホワイト」に耳年真(みみどしま)になっていることが恐ろしい。

 

何はともあれ、小生なりに長きに渡り人材ビジネスに関わる者として、お答えしました。

がしかし、それが本当に大丈夫かどうか?という心配もあり、事前に13名の筆まめ社員記者にアンケートを取り、より精度の高い回答にしたつもりです。幸い、表現の仕方は違えど、皆がほぼ同じベクトルを向いていたので安心しました。

 

その中で秀逸なコメントがあったので、ほんの一部をご紹介します。

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(注:残念ながら、彼は”筆まめ記者”ではありません。スマンS)

 

①働く人が居心地が良いと感じるのは、どのような職場なのか 

適度に自分を肯定し、嫌にならない程度に自己を否定してくれる職場
(肯定だけでは成長がない。必ず間違い・勘違いをしているので是正してくれる相手が必要)
その他は自分が職場を選ぶ上で、一番重要としているポイントをクリアしている職場。

【筆まめA】

 

とある求職者の実話と、複数名の発言をアレンジします。

お仕事をするときは、「教えてもらえる・教えてくれるのを待つ」という受け身ではなく「判らないことは積極的に質問する」という 自らの姿勢・行動が大事です。                
それは勿論判っているのですが、ふとしたときに                                                             「大丈夫? 困っていることはない?」と先輩などに声を掛けてもらえると、居心地が良いと感じます。                             (20代女性の声)

お仕事を探すとき、「お給料が高い」「家から近くて通いやすい」「残業が少ない」‥等々色々な理由があって、お仕事を決めるのですが、やはり 1番大切なことは「人間関係」ですね。
給料が低いとか、少し家から遠いとか‥それでも、一緒に働く仲間とうまくコミュニケーションが取れる、その環境があるだけで、居心地が良く・頑張ろうと思います。                                                                                             (40代女性の声)
 

【筆まめB】
  
  

②ブラック企業にどのような経緯で入社してしまう人が多いのか 

他人の話やアドバイスを聞かない人、自分に自信があり過ぎる人(私です) 

【筆まめC】

 

①にも通じる所はありますが、何を持ってブラック企業と感じるかは主観です。
Aさんにはブラック企業であっても、Bさんには普通の企業であることもありえることです。

ブラック企業に入りたくて入る人は多くないと思いますが、入社後にギャップを感じて「ブラック企業に入ってしまった」と考えるのは事前の認識と現実との乖離が原因といえます。

・若手活躍中 → 経験者が辞めてしまう
・定時退社励行 → 持ち帰って仕事をするのは当たり前
・アットホームな社風 → プライベートにも介入される

といった具合に解釈によってどちらとでも取れる抽象的な情報を良い部分だけで解釈して入社をしてしまうことは、結果的にブラック企業に入社をすることに繋がってしまいます。

【筆まめD】

 

 

③ホワイト企業に入社する人と、ブラック企業に入社する人の違いは、どのようなものがあるのか 

なにをもって色分けできるか。
ホワイト企業にいてもブラックだと思っている人もいれば、逆もいます。
求職者自身の「何がしたいか」を明確にし、就職先で理想と現実のギャップを埋めることができれば
その企業がブラックであれホワイトであれ気にならないと思います。
なんの為に働くのか。そこをしっかりと自己の中で確立することができればよいのかと。

ホワイト企業に入社する人:自己の考えに責任をもち、確固たる自信をもてる人
ブラック企業に入社する人:自己の選択に自信がなく、責任転嫁する人 

【筆まめE】

 

その他コメント

【間違った選択をしないポイント】
多くのヒトとかかわって、リアルな情報に触れて(見て聞いて)、自分の価値観や選択肢をハナっから狭めないことです。
経験に裏打ちされた知識は、働き甲斐のある職場かどうかを嗅ぎ分ける力を鍛えてくれると思います。
たくさん勉強してベストな判断ができる大人になってください。

 【筆まめF】

 

 

どうにもならない事も多いけど
同時に「仕事を好きになる」努力もある程度は必要。
でもそれは5年10年単位ではなく、今の時代は1年やって合わなければ、次のレイヤー(職場、仕事)を考える。

初めてやる事は辛い事の方が多い。
続けられるかどうかは好きになれるかどうか。
スノーボードも最初は転んでばかりだけど、続けていけば上手くなって風を切って滑れるようになります。

【筆まめG】

 

 ・・・・・・

人材会社に勤める同僚ではあるものの、職種もバラバラで若干不安でしたが、皆がこれほど真摯に「働くこと」に向き合ってくれていることが嬉しかったです。

K君が取材に来てくれたお陰です。ありがとう!

 

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さて、彼の中学校から届いた封書の中身ですが

生徒達がインタビュー活動した結果を発表する会へのご案内でした。

ううむ・・・既に予定とかぶっているけど、なんとか調整してぜひ参加したい・・・・

いま最大の悩み事です!!

 

(広報F)

 


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