2025 10 / 31
社長のメモリアルブログのつづきです。
いま、「お別れの会」に向けて諸々の準備をしているので
佐藤良雄のすべての写真を総ざらい中の広報Fです。
写真が好きなタイプで
その保管数もなかなかなものです。


なかにはこんな写真も
「YES! CAREER BANK!」
CMに使いたくなるような、ワクワクする写真も沢山発掘されます。
本当に亡くなったの?
と今でも信じられません。
(そうおっしゃるお客様、社員、多いです)
仕事も遊びも一生懸命・・・佐藤の場合、そこに境界線はありません。
一日24時間どんなに遠い場所に行っても
どんな人と会っていても
アイデアやヒントを逃すまいとしていました。
「WorkWork(ワクワク)社会の創造」
佐藤が生み出したスローガンのひとつです。
言葉の通り、いつも仕事をワクワク全力で楽しんでいました。
そういう職業観をもてる社会を作りたいという理念が
キャリアバンクを大きくしたのだと思います。
懐かしいですね
中学校の「夢授業」で同行取材した時の写真。
子供達に対する、社会人からのメッセージ。
自分の少年時代の体験談もまじえながら
逆境をどうやってプラスに転換し、未来を切り開くのか
優しいまなざしで語っていた姿が思い出されます。
まっさらな若者に対する期待は、おおいにあったと思います。
逆に社会人には、容赦がなかったかもしれません。
中途採用の最終面接でボロクソに言われて
「あ、もう落ちたな・・・」
と思った社員が山ほどいます。
いろいろ吠えた後
「じゃ!」
と"ニッコリ笑顔"をつくって退出する姿も、忘れられません。
自分にも他人にも、厳しい人でした。

「本当ですか?(笑)」
ちょっと会話がやわらかくなった時、よく使っていました。
口調まで耳に残っています。
いま、自分のデスクの中には3冊のノートがあります。

社長はいつも週1回40分ほど、社員向けの講話を行っていました。
テーマはその時々で、自分の近況や時事問題にからめた所感や
ビジネスの要諦、過去の交友録、海外情報、未来予測
はたまた雑話まで、じつに幅広いものです。
ちなみに週1回といってもそれは社員にとっての事で
佐藤にとっては「経営している組織ごと」なので、毎日です。
本人は「人前で話をする自分のトレーニングにもなる」と言っていました。
社員たちはよく
「あ~ 明日朝会だ~!早く来なきゃ」
「明日朝会あるの?」
とボヤいていました。
小生もそのクチでしたので、少しでも自分のモチベーションを上げようと、
高価なノートを使うようになったのが2010年。
そのノートも、今年で途絶えてしまいました。
多くのメッセージを社員に伝えようとした創業者の意志を
自分たちはどこまで引き継げているのだろうと、考えています。

もうすぐ会社の創立記念日です。
来年40期を迎えます。
長いような
あっという間のような
山あり谷あり
変化の時代を乗り越えて
生き残ることができました。





(写真提供:「日本の人事部」)
佐藤社長、ありがとうございました。
会社の事は私たちに任せて
安心して、世界一周旅行を楽しんでください。
「バカだなぁ
こっちは"世界"なんて
小さいスケールじゃないんだ
"宇宙"だぞ!」
あぁ・・もう絶対言いそうな気がします。
なので最後はこの写真
笑顔で締めくくりましょう。
どうぞ安らかに!
(広報F)