カーリングの世界を初体験

前回の続きです。

この頃、毎日のようにスポーツニュースで

カーリングの話題を見かけますね。

先日の新聞折り込みに入っていた、広報誌「ほっかいどう」（写真）にも

大きく特集が組まれていました。

女子カーリングチームフォルティウス

来年の２月開催されるミラノコルティナ冬季五輪出場決定、おめでとうございます！

実はそんな大ニュースになる前、

ひょんなことから、「カーリング体験」をすることになりまして・・・

行ってきました夕方から月寒にある、どうぎんカーリングスタジアムに。

この時はまだ、雪が積もる前

中心街のライティングがとても美しかったです。

スケートは10代の頃に、体育の授業でちょっぴり"たしなんだ"程度。

氷上に上るのは、数十年ぶり・・・（遠い目）

そもそも滑る以外に「やることいっぱいありそう」な印象で

マルチタスクをこなせるのか？

ルールも何も、超初心者で不安がいっぱい。

こんな丸腰ですけど、大丈夫なんでしょうか？

会場についたら、さっそく総合受付で専用のシューズをレンタル。

初めて見る靴にビビる小生たちを

「大丈夫です！」

と、爽やかにアテンドしてくれるのは

今回の発起人　新野（にいの）さん

若い！

まるで親子じゃん（笑）

でも頑張りま～す！

【本日のスケジュール】
17:30～18:00　カーリングについて説明
18:00～19:00　氷上カーリング体験
19:00～20:00　試合見学（解説付き）（観客席にて）

とのこと。

シニアには欠かせない防具も着用しました。

カーリングの会場温度は5℃～8℃とのこと

映像で見る選手たちは、よく半袖じゃないですか

でもリンク上、やっぱ寒いっす・・・！

まずは、暖かい場所で待機をしながら準備運動とルールの説明。

今回小生たちをサポートしてくれるのは、

さきほどのチームSHARE（シェア）の新野和志（にいのかずし）さんと安井さん

そして佐藤剣仁さん（現コンサドーレカーリングチーム所属）

見るものすべてが珍しい

みなさん上手だな～

スイスイ投げている


リンク使用後は

ちゃんと自分で氷上を整えるんですね。

新野「じゃ、行きますか！」

（ひゃ～っ）

その後はもう、撮影どころではなく必死に体験してました。

『カーリング』とは、平らな氷上で約40m先にある的（ハウス）に

石（ストーン）を投げ入れて得点を競うチームスポーツ。

氷上での歩き方から始まり（これがまた一苦労）

ストーンの投げ方（ちょっと回転させるんですよ）

ブラシの使い方まで（めっちゃ筋肉燃えました）

皆さんが一通りの動作を教えてくれます。

こうですか？


「あーそうそう！上手です！」

「すごい！」

など、３人が自然に褒めてくださるので
２名のド素人は、まったく凹まず気分よく体験できました。

そして30分程度経過したところで

「じゃ、ある程度できるようになったから、ちょっとミニゲームやってみますか！」

２人（マジっすか！？）

ペア２組に分かれて、短距離でストーンをハウスに投げてみました。

ううむ・・・

やはりテレビで見るのと全然違う！

氷上で投げるって、動きがものすごく繊細で難しい！

おまけに頭脳も働かせて戦略を立てないと

これが氷上のチェスなんですね。

いや、それ以前に

そもそも氷の上で思い通りに動けるようにならんと！


でも何だか、へたくそでも、ぶざまでも

すごく楽しめました！

「初めて体験するスポーツ」って、新鮮で良いですね！

必死だからこそ集中できて、脳内がスッキリしました。


新野「おつかれさまでした！

　　では、このあとは僕たちSHAREの試合を、暖かい場所から観戦してください

　　佐藤くんの解説つきです」

とのことで、２階のギャラリーに移動

このスタジアム、新しくて非常にキレイ

おまけに２階ギャラリーは、ガラスで区切られているから暖かい。

こんな風に、試合の流れもすべてクリアに見えます。

おーっ、やってるやってる！

「スイープ」

専用のブラシでゴシゴシこすると、ストーンの距離が伸びたり、カーブしたりするやつ。

それ以前に、あんなに早くブラシ動かせませんでした。

野球の素振りと同じで、めちゃくちゃ鍛錬と筋力が必要だと身に染みてわかりました。

どうりで半袖なわけだ・・・・

ド素人にわかりやすく試合のルールを説明してくれる佐藤さん。

あれこれ質問が脱線して

ご苦労をおかけしました。

だって、全部答えてくれるんで・・・

実は我々、かなり贅沢な時間を過ごさせていただいたのだと思います。

館内には、いろいろな展示物がありました。

カーリングの歴史を物語るような絵や

この世界の国内レジェンドらしき方たちの写真

また様々なトロフィー

日本国内でのカーリングの歴史はまだ浅いようです。

1998年の長野冬季オリンピックで、初めて正式種目に採用されてから

少しずつ、すそ野が広がっていったとのこと。

とはいえ、カーリングの会場がまだまだ少ないそうです。

競技人口が増えても、練習場所がないと、力量が上げにくかったり

体験者を増やしたいにも、開放できる場所と時間に限りがあると、

なかなかファンを増やしにくいですね。

このカーリングスタジアム、夜１１時まで営業しているとのこと。

すごく夜遅くまでやってるんですね。

氷の維持管理やコストの事まで、いろいろ思いを巡らせてしまいました。

五輪出場選手の活躍を見て

「カッコイイ」

「やってみたい」

と思う人が、気軽に体験できる場所がもっと増えると良いな～と思いました。

何ごともきっかけって、大事にしたいですね。

貴重な体験ができました、皆さんありがとう！

（広報F）

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