2006 06 / 10

就活って

この時期、そろそろ内定をもらって「余裕」の学生さんもいることだろう。 最近なぜか自分が学生時代に就職活動で面接を受けて落ちた会社と、仕事上でニアミスする機会がたびたびある。自分が度胸試しで受けたところもあり、最終選考で落とされて悔し涙を流したところもあり、結局滑り込みで入社して辞めた会社あり・・・今となってはすべてが懐かしい思い出である。
当時は本当に若気の至りで、仕事・職業・会社というものについて何にも勉強してなかったなぁ・・・と感慨深く思ったりして。大人たちは、そんな「なっちゃいない」新卒を温かい目で見て、よくも時間と労力をかけて面接したり試験の段取りを組んだりしてくれたものよ、と、今自分がその年齢や立場に立って気付くことがある。(自分が面接官だったら、当時の自分は間違いなく落とすだろうな。)
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もう一つ考えるのが「もしその会社に入っていたら、今ごろ自分の人生はどうなっていたのだろう」ということ。もちろん後悔はしていないが、あの頃が人生の大きな分岐点だったことは確かだ。「転勤できません」と素直に言って見事落とされた大企業、最近会ったその会社の従業員は、案の定全国を転勤している。ただそれは間違いなく、その人の仕事の上での足腰の強さや人脈の広さに繋がっている。ハードではあるだろうが、若いうちにそんな環境で鍛えられることは十分に価値のあることだろう。
もう一社は、確実内定とばかり思って最後の最後で見事に落とされた会社。ここはその後、バブル崩壊時に相当縮小され、最近また力をつけて復活してきている。この会社の仕事もかなりキツイ仕事(そんなんばっかり選んでました)だったから、もし就職できていたとしても、長続きはしなかったかも。
結局最後に滑り込んだ企業も2年で辞めるわけだが、ここも半端じゃなくキツかった。でも新卒の女の子が鍛えられるには十分すぎる2年間だった。たぶんそれ以上居たら身体を壊していたに違いない。ここで叩き込まれた仕事のイロハと取り組む姿勢が、今の私の源流になっている。当時は「いつ辞めるか」ばかりを考えて過ごしていたけれども、後になって苦労が財産になっていたと気付くときが必ず来る。今シューカツ中でなかなか内定がとれないと不安に思っている学生さんにも、どんな会社に入っても必ず財産は残るから、と太鼓判を押してあげたい。

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