2005 08 / 23

おんなの人にはつらい時があるのよ。

若い頃、スタイリストをしていた時がある。
写真撮影はもちろんのこと、家具の飾り付けや看板の設営、ポスター貼りと大忙し。
おかげで、私の愛車は人様に会うためのスーツやパンプス、プレゼンボードや大工道具、はては農業用ゴム長まで入ってる状態。
およそオシャレからほど遠いところにいたスタイリストだった。

小腹が空いて焼肉屋にひとりで入ったある日のこと。
時間のわりに店内は混んでいて、店員さんに相席でいいかと聞かれた。
通されたのは、田舎には珍しいラブラブカップルの前。
焼肉以上に熱々な二人に、スポーツ新聞片手に黙々とクッパを食べ続ける私。
そんな私にきっと、店員さんが恐縮したのだろう。
お勘定に立った私に明るく言ってくれたのである。
「この次は、カップルで来てね!」

Sometimes it's hard to be a woman
Giving all your love to just one man

「Stand By Your Man」

おんなの人にはつらいときがあるのよ と歌うのはブルースブラザーズ。
映画「ブルースブラザーズ」でカントリーを歌うはめになった彼らが胸元に手をあててキュートに仕上げていた。

そして、歌詞はこう続く。
Stand by Your Man
Give him two arms to cling to
And someone warm to come to
When nights are cold and lonely
あなたの恋人に寄り添って 彼を抱きしめて・・・ いい歌でしょう!?

次回はStand By Your Man をロシア語なまりで歌った「007 ゴールデンアイ 」 でお話の続きを。
次回をお楽しみに!

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