2006 10 / 05

「ちょいワル」への道

「つま恋で31年ぶりの野外コンサート」先日そんなイベントが話題を呼んだ。
テレビに映る吉田拓郎らの世代、一般に言う中高年(の皆さんすいません)は、いつもの疲れを忘れたかのように、とても活き活きとして輝いていた。
最近流行の「ちょいワルオヤジ」なる人種とこの頃よく出会うのだが、皆、ギラギラした時代を通り過ぎて、肩の力がいい感じに取れている。

さまざまな苦労を乗り越えた余裕、本当の大人ってこういう事なのかとしみじみ感じ入る。
その反動とでもいうのか、遊んでいるのかと思うようなリラックスした働きぶり・・・いや、カッコいい人ほど実によく遊んでいて、その合間に上質な仕事をしている。
そう、遊びだけでも仕事だけでもダメ、“2点セット”だからこそカッコいいのだ。
しかも、仕事が忙しい人ほど「なんでこの人にそんな時間があるんだ?」と思うような、意外なプライベートのスケジュールをたくさん持っている。
政治家なんて、その最たるものじゃないだろうか。
好奇心旺盛であることが、疲れを忘れ、頭や身体をリフレッシュさせ、結果として斬新なアイデアを仕事に反映させられるのだろう。
自分たちやそれより若い世代が、「つま恋」世代の年齢になった時、同じように「カッコいい大人」になれるだろうか?そう考えると、ちょっと自信がない。
人生の先輩たちから学ぶべきことは、まだまだ山ほどある。
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背中で語るちょいワルオヤジ?

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