2006 08 / 14

適正年齢にシフトせよ

ある日突然、年齢を感じることってないですか?
たとえばこの季節だと、夏の甲子園、高校野球。
幼い頃から、ずっと年上のお兄さん達が白球を追いかける、汗と涙の青春・・・と思ってテレビで応援していたのが、ふと気がついたら自分のほうが年上になっていた時の驚きといったら。

しかもそれが20歳くらいになってから、不意に気がつくんだから遅すぎるっていえばそうなんです。でもその位、自分の年齢の固定概念というのは恐ろしいものなのです。
「俺はヤンエグだから」と“できるビジネスマン”を自称している上司が、ある日人と会う直前に堂々と社内で口臭スプレーを使用しているのを目撃した時。
これもまた、本人よりも見ている第三者が切なく感じる瞬間であります。
おそらく当の本人は、まだお腹が出始めていることも、すべての行動が年々オヤジ臭くなってきていることも、それとなく感じつつも認めていないはず。
周囲に言われる前に、自分でいかに早く気がつき路線を切り替えるかが大切です。

OL道もしかり。20代、30代、40代・・・それぞれの年代に周囲が求めるOL像が変化していることを、同じ職場に長く勤め続けるほど認識しにくいものです。
蝶よ花よとちやほやされ、いつまでもアイドル気分が抜けないまま次の転職先に行くと、おおむね厳しい現実が待っていることが多いわけです。
(あなたの周りにも一人くらいらっしゃいませんか?勘違いしたお方が)

男女に関わらずですが、派遣スタッフの場合は一つの仕事が終わるごとに職場が変わる事が多い。すると派遣先の企業の年齢バランスによって、その都度ポジション修正しなければならないわけですから、本当に大変だと思います。当人が思う以上に、話題、会話、立居振舞など、仕事以外も周囲は結構見ています。ですから逆に、派遣スタッフの適応能力はおのずと研ぎ澄まされていくように思います。

人にそんなバランス感覚を求めつつ、いざ自分はどうなんだと言えば・・・先日社外の飲み会で、自分が出席者のなかでの年上トップ3の一人だと知り、さらに深酒に拍車がかかりました。アイドルの短い夏は終わったのです。

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磨くほどに美しく輝いていた・・・・はず

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