2005 09 / 26

公衆の面前で・・・

 久しぶりに近所の銭湯に行ってきました。
はぁ~・・・やっぱり大きな湯船っていいわねぇ♪
ジャグジーに露天風呂、半身浴の湯船に浸かってしばし瞼を閉じると、日頃のストレスも忘れてしまいそう。ところが私の隣に40代と思われるご婦人2人が陣取ってから、突如静寂は破られ、周囲は喧噪に包まれました。

”まがりなりにも「公衆」浴場ですよ、もう少し声を小さく”
なんて日本人らしい恥じらいを求める私は、もう化石のような人種なのでしょうか?
そんなわけで、彼女たちの会話は聞きたくなくとも「まる聞こえ」

A『あ、ここに寝るとあったかくて気持ちいいよ!』
B『うわ~ほんとだ、こりゃいい調子だわ』
A『あたしさぁ、仰向けに寝れないんだよね、つらくって』
B『え~!なにそれ~!私はいっつも横向いて寝るんだよね』
A『旅館とか行っても足枕貸してもらったりして、腰悪いんだ』
B『あたしなんかさ~、布団入ったらコロッと寝ちゃうから~』

 いえ、聴いてるのではありません「耳に入ってくる」だけなのです雑音が!
彼女らの話は延々と続き、あまりの騒々しさに私はその場からやむなく立ち去りました。
しかし思わず突っ込みを入れたくなる会話。
(・・・・・それって返すセリフ間違ってるどーっ!)
それは「会話」ではなく明らかに「お互い言いたいことを勝手に言っている」状態。
だから余計に耳障りに感じるのでしょう。
(う~ん、もう少しA婦人に対して違う質問があってもいいのでは?なぜそんな症状になってしまったのかとか、私なら聞きたいところだけど)

 会話する相手によって、同じ言葉を投げかけても、きっと全く違う答えや質問が帰ってくるのでしょう。
テレビなどでも、気の利いた言葉を返して会話をさらに深められる人もいれば空回りのような、不完全燃焼のインタビューをしてしまう人もいます。
会話ってとても奥深いものだと感じる瞬間です。(ちょっと怖いかも)
それはまた、私たちが日々行っているカウンセリングにも通じることなのでしょう。

 彼女らはそれなりに今日、スッキリして帰るのでしょうが、相手の言葉を尊重し合う、ちょっとした気配りができたなら、もっと清々しい湯上がりになったかもしれません。
ま、日常生活でそこまで気を回したら疲れてしまうのも事実なのでしょう。
裸のつきあいだからこそ、より本音に近い言葉の応酬になっただけなのかもしれません。

 でも皆様、公衆の面前で大声の会話は、まず周囲に100%聞こえていますのでご注意を。
さもないとブログのネタになりますよ。

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