TLI日本中国語センターブログBlog

■■ TLIストーリー vol.15 ■■

今回は中国・北京市出身の張汀(Zhāng  tīng)老師を紹介します。

張汀老師①.jpeg

【中国語講師について】

▶いつから教師を始めましか?

 15年前くらいからです。

 

▶きっかけは?

 大学は日本語専攻で卒業後は通訳の仕事をしていました。結婚を機に仕事を辞めていたのですが、ずっと中国語と日本語を活かせる仕事がしたいと思っていました。そんな折TLIの講師養成講座が目に留まり、中国語講師の道を目指すことにしました。

 

▶やりがいは?

 やはり受講生の方の成長を感じた時ですね。TLIの受講生の多くは短期間で中国語の習得を目指している方たちです。私は、これまで様々な教材を使って教えてきましたが、TLIオリジナル教材は文法の提示順も適切で、系統的に学ぶことができ大変わかりやすいテキストだと思います。なのでTLIの教材を使って教えた方は皆さんぐんぐん中国語力が上がります。

また、TLIでの学習を修了して、中国に渡航した後、中国生活の近況をwechatや、ブログなどで報告してくれることがあります。中国語をゼロから始めた方が今では中国各地を一人で旅行していたり、中国で再会した際、店員さんと中国人並みのやりとりをしているのを目の当たりにしたりすると中国での暮らしを楽しんでいるのだと感じてとても嬉しく思います。

私との中国語レッスンが中国での生活に少しでも役立っているとしたら、これ以上ないやりがいです。

 

▶大変なことは?

 あまり大変だと感じることはありません(笑)。それ以上に楽しさの方が大きいからかもしれません。敢えて言うなら受講生の方が仕事で疲れていたり、中国語学習へのモチベーションがあまり高くない場合、学習のやる気を出させることですかね。

そんな時は、その方の関心が引けそうな話題を探してそこから徐々に中国語に繋げていくようにしています。

 

▶中国語の上達法や秘訣は?

 まずは単語量を増やすことです。単語量を増やすことなしに語学の上達はあり得ません。単語を覚える時は声に出すようにすると効果的だと思いますよ。

それから、中国語に完璧を求めすぎないほうがいいです。日本と中国では文化が違います。ですから表現も異なります。言いたいことにぴったり合う表現を中国語で一生懸命探す方がいますが、言い換えが難しい言葉はたくさんあります。言いたい表現が見つからないせいで話せなくなるのは大変もったいないです!ぴったり合う表現でなく遠回しになったとしても、とにかく伝わればいいのです。

リスニングも同様です。わからない言葉が出てくるのは仕方ないことなのでそれは聞き飛ばして、何を言いたいのかがだいたいわかれば十分です。

完璧を求めるよりも、だいたいで前に進んでみることが上達の鍵だと思います。

 

【プライベートを少しだけ教えてください】

 趣味は旅行です。一番好きな国はイタリアです。イタリア旅行をしてからすっかりイタリアに魅せられてしまい、もう5年くらいイタリア語教室に通っています。もともと語学を学ぶことが好きなのでレッスン自体も楽しいのですが、同じようにイタリア好きな方々と交流することもできるので続けています。またいつも教える側ですが、教わる側になることで受講生の皆さんの立場でレッスンを捉えることができますので学ぶことも多いです。

 それから音楽を聴くことも好きです。今思いっきりはまっているのは、「QUEEN」です(笑)!実は映画を見るまで、そんなに興味ありませんでした(笑)。

でも『ボヘミアンラプソディー』を観て以来、毎日QUEENのミュージックビデオを見たり音楽を聴いたりしています。

 

【イタリア旅行の写真】

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 インタビューを通して、張老師は人と人とのつながりを大切にしていると感じました。インタビュー中も次から次へと以前教えていた受講生との思い出話をされていました。レッスンが終わってからも関係が続くのは、張老師の人柄によるところでしょう。

 

 TLIには今回インタビューをした張老師以外にも多くのすばらしい講師が在籍しています。

TLIでは無料体験レッスンを行っています。中国語学習を考えられている方は是非一度体験レッスンにお越しください。

お問合わせはTLI日本中国語センターのお問合わせフォームよりお気軽にどうぞ。

皆さんのご来校を講師とスタッフ一同お待ちしています!

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