TLI日本中国語センターブログBlog

■■ TLIストーリー vol.5 ■■

今回は中国・上海出身の鄭敏一(Zhèng mǐnyī)老師を紹介したいと思います。

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▶いつから中国語教師を始めましたか?

 2004年に、TLI日本中国語センターの前身であるTLI東京中国語センター(四谷)で中国語教師になりました。

06年~07年の一年間は上海・浦東校で授業をしていました。

 

▶きっかけは?

 私はもともと上海師範大学で数学教師になるための課程を学び、大学卒業後は上海の高校で数学教師をしていました。また、中国で教師資格を取得するには普通語(中国語の日本語でいうところの共通語)の試験に合格する必要があり、私は2級を取得しています。来日後に仕事をいようと考えた時に、普通話の資格や、今までの教師としての経験が活かせると考えたからです。

 

▶やりがいは?

 教師をしていてのやりがいは“教学相長”(教えることによって学生だけでなく教師も向上する 小学館 中日辞典第2版より)だと思います。私たち教師は学生に対して教えますが、私も学生から多くのことを学べることです。

また、学生が授業を通してわからないことを理解していく様を見ると達成感を感じ、これもやりがいのひとつです。

 

▶大変なことは?

 私は授業の前に3~4時間かけ準備をしています。準備も大変ですが、もっと大変で重要だと感じているのは学生がどのような人なのかを理解することです。学生の表情やしぐさを観察し理解するようにしています。

 私自身あまりおしゃべりが好きではなく、学生との交流ができていないので、諸先輩方で長けている人を尊敬し学びとろうと努力しています。

 

▶中国語の上達法、学びの秘訣

 秘訣と言えるものはないと思っていて、語学の勉強は学習者の“才能・センス”“努力”“性格”の相乗効果によって上達できるものだと考えています。語学に対する才能やセンスは外国語を学ぶ上で最も重要で、センスがないととても苦労すると思います。努力は、自分が理解し言葉を自分のモノにするまで繰り返し学ぶことです。そして性格は、周囲の人と実際に外国語使って会話をすることで学習スピードを速めることができると思います。性格が内向的か外向的かによってその機会の量が変わってくるからです。

 

▶プライベート

 私の趣味は読書、カラオケ、そして語学学習です。

 読書は、大学の専攻を選ぶ際、元は図書館関係の専攻を選びたいと考えていたほど大好きです。

 カラオケはとっても得意で、大学生の時にはコンテストで1位になったくらいです。ですが最近はあまり歌っていないので、残念ですが以前ほどは歌えなくなってしまいました。

 語学学習は自宅近くの大学のオープンカレッジで英語を習っています。また、スペイン語にも興味があるので今後習いたいと考えています。

 もし時間もお金もあったなら海外旅行に行って色々な国を見て周りたいです。でなければ本をたくさん読み、本の中でいろいろな国に思いを巡らせ仮想の世界旅行をします。

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インタビューをしている中で、鄭敏一老師が教師という仕事に誇りを持っていること、 謙虚に知らないことや足りない部分を受け止め学ぼうとする真面目な姿勢が感じられました。

 

 TLIには今回インタビューをした鄭敏一老師以外にも多くのすばらしい教師が在籍しています。

 TLIでは無料体験レッスンを行っています。中国語学習を考えられている方は是非一度体験レッスンにいらしてみてください。

 お問合わせはTLI日本中国語センターのお問合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

 皆さんのご来校を講師とスタッフ一同お待ちしています。

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