人事考課者研修~株式会社アジェンダ様
今回紹介する導入事例は、株式会社アジェンダ様が取り組まれている
人事評価制度の見直しによって改めて実施した考課者研修です。
昨年は幹部(部長・課長)、今年は準幹部(係長・主任)と2年続けて弊社で実施しました。
<人事評価制度運用上の課題~導入までの経緯~>
約6年前に外部コンサルが構築した評価基準の運用が複雑で、
評価者によってバラツキがみられたり、社員の「納得性」を得られなかったり、
課題が浮き彫りになりました。
よって、次の点を優先的に解決するため研修を計画しました。
【評価者が人事評価制度の基本的意味や目的を理解する】
【評価者同士の目線合わせ】
幹部研修では新たに作成した人事評価制度導入の目的を全員で再確認した後、
評価者同士の目線合わせを行い、評価の際の問題点を確認しました。
また、準幹部研修では、評価に慣れていない社員も多いため、
評価スキルの向上および面談の考え方や技法を学びました。
<幹部※平成26年実施>
1日目:人事評価の基礎
人材ビジョンの在り方
人事評価の仕組み・評価方法
人事評価演習
人事評価のエラー傾向
「評価シート」における課題抽出
2日目:評価者の目線合わせ
評価の仕方
人事評価制度の運用
人事評価制度の考え方
<準幹部※平成27年実施>
1日目:管理職の役割(業績向上・人材育成)
人材ビジョンの在り方
人事評価の仕組み・評価方法
人事評価演習
人事評価のエラー傾向
2日目:評価面談のポイント
評価面談演習
①評価面談の基本
②評価面談にあたっての心構え
③人事考課のエラー
株式会社アジェンダ
代表取締役社長 千葉 均 様
「当社の人事評価制度は人材育成の一つと考えています。その評価の基本は、評価基準と評価項目です。
評価者が会社の統一基準で評価をしなければ、部下へのフィードバックも曖昧になります。
評価を通じて人材育成を考える上で、評価スキルの向上と評価者同士の目線合わせは必須でした。」
株式会社アジェンダ
管理部課長 丸山 実 様
「キャリアバンクさんには何年も階層別研修をお願いしていました。
当社の企業風土や社員の気質をよく知って頂き、最適な研修プログラムを提案して頂きました。
今回のような研修を実施し、社員のモチベーションがさらに高まるように期待しています。」
<受講者の声>
・人事評価が社員の達成感につながる理由がよく理解できた
・評価の難しさを感じ、不安ばかりでしたが、基準に基づいた行動評価ならぶれない評価ができそう。自信につながった。
・同じ事象でも人によって捕らえ方が大きく違うことを理解し、評価の不公平感はこういうところから発生すると考えさせられた。
・面談では聞き役となり、相手に言わせる、決めさせると言うことの重要性がわかった。
・2日間演習を続けて、それぞれの評価のブレが少なくなったと感じた。
= 企業情報 =
・社名:株式会社アジェンダ
・本社:札幌市北区北7条西6丁目2-34 SKビル
・設立:1990年11月2日
・資本金:12,585万円
・従業員数:62名(2015年9月1日現在)
・事業内容:コンシューマ&ビジネスソリューション事業 「宛名職人」「ミラクル家計簿」など
トラベルシステム事業 「SkyGlobe」「TravelMeister」など
システムソリューション事業 「JIGMY」など
・URL:http://www.agenda.co.jp/