何事も「言い方ひとつ」で印象が変わります。
「悪意はないのにどうしてそんな風に受け取られてしまうのだろう」
「思っていることが十分に伝わらない」
「もっと会話を弾ませて良好な人間関係を構築したい」
話し方を見直し、会話力をあげませんか?
相手とのミスコミュニケーションを回避するためには相手に正しく伝え、相手から誤りなく受け取ることが重要です。
話すときのポイント
- (1)「言った」ではなく「伝わった」が大事
(「言った」という事実と「伝わった」は別もの) - (2)相手がわかる言葉で話す
(相手が知らないことは何かを考えて話す) - (3)できるだけ具体的に話す
(「もう少し前に」と抽象化せず、「30分前」のように具体的に) - (4)相手のペースにあわせる
(声の大きさ、話すスピード、感情をあわせる) - (5)伝える情報量を考える
(1回に伝える量は出来れば1つ、多くても2-3つに留める)
3つの「きく」
(1)聞く(hear)
- ・受動的に何気なく「きく」
- ・声や音が自然と耳に入ってくる状態
(2)聴く(listen)
- ・能動的、積極的、意識的に「きく」
- ・相手の話を理解しようという気持ちで耳を傾ける
(3)訊く(ask)
- ・たずねる、質問する「きく」
- ・知りたい情報を相手からもらう
聴くときのポイント
- (1)うなずく、あいづちを打つ(うんうん、なるほど、へぇー、そうなんだ)
- (2)肯定的に聴く(そうだね、その通りだね、私もそう思うよ)
- (3)話に集中して最後まで聴く(相手が話している途中で割込み、相手の話の腰を折らない)
- (4)相手の気持ちを理解しようとしながら聴く(共感的理解を示す)
- (5)バックトラッキングを活用しながら聴く
バックトラッキングとは「相手が使った言葉を繰り返す方法」です。上手に活用して会話を盛り上げたり、相手の気持ちに寄り添ったりしましょう。
具体的事例① バックトラッキングの未活用例
相手 「昨日、Aさんと○○で偶然会ったんですよ」
あなた 「へぇ、そうなんだ」
相手 「はい・・・」
具体的事例② バックトラッキングの活用例
相手 「昨日、Aさんと○○で偶然会ったんですよ」
あなた 「へぇ、Aさんと○○で会ったんだ、奇遇だね」
相手 「そうなんです、○○さんとはよくばったり会うんです! その前は△△で会ったんですよ(話が盛り上がる)」
具体的事例③ バックトラッキングの未活用例
相手 「最近、ミスが続いてしまってすっかり落ち込んでいます。この仕事、私に向いていないのかなと考えてしまって・・・」
あなた 「そうなんだ・・・」
相手 (相談しても無駄か・・・)
具体的事例④ バックトラッキングの活用例
相手 「最近、ミスが続いてしまってすっかり落ち込んでいます。この仕事、私に向いていないのかなと考えてしまって・・・」
あなた 「ミスが続いて落ち込んでいるのか。それで仕事が自分に向いていないかもしれないと考えているのですね。」
相手 (気持ちを理解してもらった!)「そのことで少し話をきいてもらってもいいですか?」
「話し方」のテクニックを身につければ自分の考えを相手に正しく伝えることが可能になります。
職場でもどかしい想いをしているすべてのビジネスパーソンに受講をお勧めします。
「ウチの職場で話しかけるのはいつも古参社員。若手社員は聞いているだけ」
「公私の分け隔てなく話ができる職場を作りたい」
「言い方ひとつで印象が変わるのに、どうしてあんな話し方しかできなんだろう」
そのように感じるご担当者様、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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