ハラスメント対策研修(全スタッフ対象)の様子をご紹介します!
2020年から施行されたパワハラ防止法により、ハラスメント対策の研修を実施したいというご相談・ご要望が年々増えてきており、注目度の高さを感じています。
今回は、某児童デイサービス業を運営する企業様から、“自分事として捉えてもらえる研修にしたい”とのご要望をいただき、全スタッフ向けにハラスメント対策研修を実施しました。
【研修の目的】
1.ハラスメントの正しい知識を身につけ、適切なコミュニケーションがはかれるようになる
2.ハラスメント対策の真の意義を理解し、より良い組織風土の醸成に役立てる
【研修の内容】
Chapter1.ハラスメントの基礎知識
Chapter2.ハラスメント対策の意義
●Chapter1.ハラスメントの基礎知識
“自分事として捉えてもらうため”に講義だけではなく、個人ワークの時間とグループワークの時間を設けて、受講者の皆さんが自身で考える時間を取り入れながら実施しました。
まずは、そもそもパワハラとは?今の法律は?どんな種類があるのか?などの知識を学んでいきます。
【ワーク】
“これってパワハラ?”という題材をもとに個人・グループワークを行なったのですが、
「えー!これがパワハラじゃないの!?」
「これって、パワハラだったのね…」など様々な感想が生まれていました。
なかには、シビアな事例もありましたが、皆さん明るく取り組んでくださったので和気あいあいで、和やかな雰囲気でワークに取り組んでくださいました。
*これがパワハラに当たるのか?は、個人ごとに感じ方のばらつきがかなりあったようでしたが、
それが“わかったこと”(同じ職場で働く人同士の感じ方の違い)が全員で受講するメリットではないかなと考えます。
さて、どんなことがパワハラに当たるのか?を学ぶと必ずぶつかるのが、
“じゃあ、どうやって指導したらいいのだろう?”という疑問です。
後半では、なんでもかんでもパワハラではないこと、パワハラにならないための指導方法に触れていきます。
●Chapter2.ハラスメント対
策の意義
指導を超えて相手を侮辱するような表現がNGなのは理解できたけれど、
ついついお仕事シーンで真剣になりすぎると、イラっとしてしまい、
“自分が正しいのだ!”“なんでこんなことすらも出来ないのか!”と言いたくなってしまうものですよね。そこで、パワハラをしないための手段の一つとして、アンガーマネジメントを学んでいきます。
【ワーク】
「最近怒ったことをグループ内で共有しましょう!」というワークでは、
なぜかどのグループも笑いが起きて大盛り上がり!
じゃあ、なぜ今は笑えることがその時は怒りの感情をもってしまったのかを考えていきます。
・怒りの正体はなんなのか?
・怒りが生まれるステップとは?
などを学び、怒りをコントロールできるようになることで、
“感情的にならず”、“適切な業務指導の範囲内”で行う指導方法のポイントを学びました。
約2時間の短い時間ではありましたが、パワハラに関する基本知識装着とパワハラを起こさないための具体的な手法を学んでいただきました。
アンケートをみると、自分事として捉えていただけたのではと感じております。
ぜひ、現場にも持ち帰っていただきたいなと思います。
(受講者の声)
・自分の意見が正しいという思い込みが怒りになり、パワハラを生むのか学んだ
・相手の気持ちや状況を想像することを大事にしたい
・すごく分かりやすかった!
・アンガーマネジメントをもっと知りたい
・パワハラの種類全部知りたくなった
・上司に個室に呼ばれるってすごく嫌だったけど、それは配慮だったのかと初めて分かった
ハラスメント対策研修を毎年実施しているが、内容をそろそろ変えていきたいなどの
お悩みをお持ちの人事・総務ご担当者様はぜひ一度お問い合わせくださいませ。
お悩みに合わせた研修をご提案いたします。
https://www.career-bank.co.jp/jinzai/