小売業の管理職を対象とした部下育成研修(2回目)を実施しました。
北海道で広く食品スーパー等を展開する小売業の管理職向けに、部下育成研修を実施しました。
2回シリーズの第2回目は、「部下の成長を促す効果的な関わり方」がテーマです。
〈研修目的〉
〇部下の主体的行動を促し、ともに成長できる職場環境づくりのヒントをつかむ
〈カリキュラム〉
・部下と関わるスキルを強化する① 心理的安全性を高めるほめ方
・部下と関わるスキルを強化する② 必要な場面で正しく叱る
・部下の主体性を引き出す働きかけ コーチングスキルの活用
・部下との関係強化のためのアサーティブコミュニケーション
〈講師所感〉
ほめる、叱る、育成手法の使い分け、アサーティブコミュニケーションなど、様々な関わり方を学んで頂きました。
褒め力強化ワークは、ほめる方もほめられる方も照れくさくてたまらない様子でしたが、大いに盛り上がりました。
部下をほめるのはどうも得意ではないという管理職の方は多いです。しかし、ほめることは部下の成長を促す関わりとしてとても効果的です。
様々な企業様の新入社員フォローアップ研修を担当するなかで、「自分なりに努力しているが、入社してから一回も褒めてもらっていなくて自信がなくなってしまった」という新入社員の声を何度か耳にしました。
今回の研修で体感した「褒められる嬉しさ」を、ぜひ現場の部下に還元して頂きたいです。
アサーティブコミュニケーションの演習では、仕事の覚えがイマイチな新人と、その新人に不満を持つベテラン部下に挟まれた時に、双方にどう働きかけるかを考えて頂きました。
研修直前に、事例とまったく同じ状況に置かれて大変だったという方もいて、大変熱心に事例研究に取り組まれました。
〈受講者の声〉
・身近な事柄であるが、なかなか踏み込んで考えることが出来ない事、上司となり店舗にいると見えないことが多くなるが、このような場を持ってくれると改めて感じることが多い。
・ワーク中心の研修だったのが良かった。現場で起きる問題も突然判断しなければいけないことが多い。
・1回目の研修後、コミュニケーション作りに役立ちました。