札幌市出資団体様「ハラスメント対策研修」
管理者・一般職14名の方に対して、研修を実施しました。
ハラスメント全般にかかる基礎知識、判例の紹介やセルフチェック等も交え、対策の意義に対する理解を深める内容です。
<研修目的>
パワーハラスメントやセクシャルハラスメント等の知識と予防策を学び、職員間の良好な関係を保つ
<カリキュラム>
1.社会環境の変化とハラスメント
2.セクシュアルハラスメントについて正しく理解する
3.パワーハラスメントについて正しく理解する
4.ハラスメントを生まないコミュニケーションのポイント
5.相談対応の注意点
<アンケート>
・講師の言葉や話し方がよく声が通ってわかりやすかった
・アイメッセージを行う事で相手に上手く伝える
・自身の何気ない行動が人の生命を奪ってしまう
・他人への“配り”を考える事によりハラスメントを防ぐことになると思います
<講師所感>
ハラスメントは、上司から部下に対してなされるものばかりではありません。
職場に存在する様々な優越関係の中で、誰もが加害者にも被害者にもなり得ます。
だからこそ、管理者だけでなく全職員がハラスメントについて正しい知識をもつことが重要です。
今回の研修では、様々な立場の方が受講されたことに大きな意義があったと感じます。
研修の最後に、「今は問題が顕在化していない」という前提のもと、
「今後もハラスメントが絶対に発生しないと言い切れるか」「もし万が一自チームでハラスメントが発生するとしたらどのようなものか」「それに対しあなたはどのような行動をとるか」を考えて頂きました。
ほぼ全員が、「ハラスメントが発生しないとは言い切れない」と回答されました。
今回の研修を機に、ハラスメントが生まれにくい組織風土醸成のための行動を、一人一人が意識的に実践して頂けたらと思います。