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ロジカルシンキング

ロジカルシンキングはビジネスパーソンの基本です。

MECEを理解し、ロジックツリーを操ることが出来れば仕事の効率は格段に向上し、生産性は一気に上がります

1.ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングとは情報を整理し、論理を組み立て、結論を出すという思考法を指します。
ロジカルシンキングを活用することにより、複雑な問題を単純化して理解できるようになれば、様々な課題を解決することができるようになり、 仕事の効率を上げたり、分かりやすく説明したりすることが可能となります。

ロジカルシンキングを身に付けると以下の効果があります。

(1)複雑なものを単純にし、構造化できる
(2)問題発見や問題解決ができる
(3)わかりやすく筋道を立て説得できる
(4)短時間で大事なポイントが伝わる

ロジカルシンキングの基本パターン

単純論証

ひとつの理由からひとつの結論を導き出す→「お腹がすいた。だから食べる」

合流論証

複数の理由からひとつの結論を導き出す→「この機種は性能が良い。その上、価格も適正である。だから購入した」

単純論証

ひとつの理由からひとつの結論を導き出す→「お腹がすいた。だから食べる」

結合論証

ある理由が違う理由に結びつくことでひとつの結論を導き出す →「企画競争入札に2社が参加した。入札価格に大差はなかったが企画点で差が開いた。だから当社が落札できた」

2.ロジカルシンキングの2つの代表的な考え方

ロジカルシンキングの基本パターン

(1)演繹法

演繹法とは事実や一般的な法則から結論を導き出す論理的展開手法です。 演繹法の代表的な手法は三段論法であり、以下のように推測します。

  1. ◆事実 :空が曇っている
  2. ◆一般的なルール・解釈:雨が降るかもしれない
  3. ◆予想される結論:傘を持って行った方が良い

演繹法は基本的には一般論や誰もが当然知っている普遍的事実などが使われます。 ただし、前提として選定した一般論や普遍的事実に偏った主観が混じってしまうと、 論理が破たんするため注意が必要です。

(2)帰納法

帰納法とは、複数の事実に共通する特徴を見つけ出し結論を導き出す論理的展開手法です。そのため前提とする「事実」の抽出が適切であるかが重要なポイントになります。

  1. ◆事実1:女性活用に積極的なA社の業績は良い
  2. ◆事実2:女性活用に積極的なB社の業績は良い
  3. ◆事実3:女性活用に積極的なC社の業績は良い 
  4. ◆結 論 :「女性活用に積極的な企業の業績は良い」

例えば、「水に対するアンケートをとった結果、 8割の人が水を買うことに肯定的だった」、 「スーパーやコンビニで水を買う人は毎年増加している」、 「別のアンケートでは水道水を飲まないという人の割合が7割を超えた」 という3つのデータがある場合、これらを前提として「飲料用水は今後も売れ続ける」という推論を導き出すことができます。

このようにマーケティングやアンケートの結果を重視し、論理展開を行うのが帰納法です。前提に普遍的事実があるかないかよりも、観察した結果から導き出される納得感を重視するため、一定以上のサンプルや事例の量があれば帰納法は効果的といえます。

3.MECEとは

ロジカルシンキングを前提となる考え方にMECE(ミーシー、ミッシー)があります。 MECEとは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略であり、モレなくダブリなく物事を整理する考え方のことです。MECEを意識することで正しく全体像をとらえているかを認識でき、考える要素のヌケやモレを防ぐとともに、より論理的に筋道を立てられるようになります。

4.ロジックツリーとは

ロジックツリーとは直訳すると「論理の木」で、問題をツリー状に分解し、 その原因や解決策を論理的に探すためのフレームワークです。 ロジックツリーには、目的に応じて4つのタイプがあります。

(1)要素分解ツリー

物事の要素を分解していき、要素を網羅的に把握するために使う

(2)原因追求ツリー

ある問題に対して原因を列挙し、根本原因を突き止めるために使う

(3)問題解決ツリー

解決したい問題に対して改善策を挙げていく使い方。最初に問題を取り上げ、 今後のアクションを模索していく時に活用。

(4)KPIツリー

問題解決ツリーの派生として使われることが多い

*KPI(Key Performance Indicat)=重要業績評価指標

若手社員、中堅社員問わず上記のような悩みや課題を解決したいビジネスパーソンにお勧めの研修です。

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  • 論理的思考
  • 演繹法と帰納法
  • MECE
  • ロジックツリー
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