インフルエンザ2020年の流行はどうなる?新型コロナと同時感染はする?

更新日/2020.11.05

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2020年の冬は、インフルエンザだけではなく、新型コロナウィルスにも気を付ける必要があり、いつもとはちがう冬になりそうです。

 

◇2020年のインフルエンザ・どうなってる?◇

 

インフルエンザは1医療機関当たりの1週間の患者数が全国で1人を超えると「全国的な流行」とされます。

しかし10月時点では0.0034人となっており、本格的な流行はしていません。

また9月第一週から10月第一週まで、定点あたりの感染者は0人で、流行の兆しが見えていません。

全国的に感染者はほとんど出ていない状況です。

この理由として専門家が挙げているのが、新型コロナウィルス感染症対策の影響です。

日本では3密を避ける行動、マスク着用、手の消毒・手洗い、ソーシャルディスタンス確保などが功を奏し、これがインフルエンザの流行にも効いているとの見方です。

実は日本では夏である7月にインフルエンザの流行期を迎えていた南半球でも、ほとんど発生していません。

ブラジルではコロナウィルスの流行が続いていますが、インフルエンザの流行は報告されていません。

 

◇インフルエンザの予防接種はいらない?◇

 

このような状況を考えると、インフルエンザの予防接種はしなくてもよいのでは?という方も出てきそうです。

しかし、患者が全く出ていないわけではなく、今後海外との人の往来が緩和される事を考えれば、インフルエンザが持ち込まれる可能性もあります。

今年は、インフルエンザワクチンは例年よりも多く準備されているので、ワクチン接種はした方がよさそうです。

 

◇同時感染はするの?◇

 

同時感染します。

今年の2月に海外から帰国後の日本人女性、4月に海外に渡航歴がない男性が両方に感染していた例が報告されています。

海外でも何例かの報告があります。

また同時ではなくても連続して感染する場合もあります。

短期間に両方のウィルスに感染した場合、どのような状態になるかは、症例が少ない為よくわかっていません。

持病や一時的な体調不良などがある場合、より重症化する事も考えられます。

予防には一層気を付けた方がよさそうです。

 

◇インフルエンザとコロナウィルス感染症の違いは?◇

 

インフルエンザは突然の高熱、コロナウィルス感染症は味覚や臭覚の障害、など特徴的な症状はありますが、それ以外の症状は共通している為、区別が難しくなっています。

治療薬は、例えばステロイド鎮痛薬はコロナウィルス感染症の重症化を防ぐ可能性がある一方、インフルエンザでは死亡率が高くなる危険がある事が指摘されています。

抗ウィルス薬もインフルエンザとコロナウィルス感染症では違うので、早い段階で、医師がどちらか判断する必要があります。

家にインフルエンザのお薬が余っているからと言って、自己判断で飲むのはやめましょう。

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

インフルエンザで、毎年多くの方が入院したり、残念ながら亡くなったりしています。今年はそれにコロナウィルス感染症が加わる事によって、医療機関は大きな影響を受ける事が予想されますね。

病院や施設などの負担を少しでも減らす方法として、ある程度は予防できるインフルエンザの予防接種を受けることは大きな意義があります。

 

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キャリアバンク株式会社 メディカル事業部