「マナー」と「エチケット」。どちらも『礼儀作法』だけど、その違いは?

更新日/2020.04.17

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「マナー」と「エチケット」。どちらもよく聞く言葉ですね。

ここ最近は新型コロナウイルスの感染防止対策として、「咳エチケット」という言葉を耳にする機会が増えたように思います。

 

 

【3つの咳エチケット】

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(画像:厚生労働省ホームページより)

 

さて、なぜこれは「エチケット」なのでしょうか?「咳マナー」じゃダメなの??

「マナー」と「エチケット」、どちらも礼儀作法だとは分かっていても、じゃあ具体的にどう違うの?

と聞かれるとうまく説明できない方は多いと思います。

 

この2つの違いは、簡単に言うと対象とする相手が違うのです。

 

 

●「マナー」は、周囲の複数の相手に対して配慮する、社会的に望ましいとされる行動

●「エチケット」は、特定の相手に対して配慮する、個人を不快にさせない行動

 

 

とくにエチケットは身だしなみについて使われることが多いですね。

想像してみてください。デートのお相手の鼻から鼻毛がこんにちはしていたり、歯に食べカスがついていたりしたら

100年の恋も冷めませんか?不快になりませんか?

鼻毛を切ったり歯を磨いたり、身だしなみを整えることは、デートのお相手に対して不快にさせない行動なので

「マナー」ではなく「エチケット」なのです。

 

咳についても、対面の相手や付近の人に対しての配慮なので「咳エチケット」なのですね。

 

マナーには幅広い種類があります。仕事で使うオフィスマナーやビジネスマナー、食事のときのテーブルマナーetc…

ルールとは違い絶対にやらなければいけないものではありませんが、やったほうがよいものではありますので、

いちオトナとしてどういったマナーがあるのかを一度調べてみてはいかがでしょうか。

 

ここではひとつ、オフィスマナーを挙げてみましょう。

たとえば、仕事中に上司や先輩に話しかけるとき、いきなり「あの、○○の件なんですけど…」と話し始めるのはマナーとしてはNGです。

「今お時間よろしいですか?」とまずは相手の都合を尋ね、大丈夫かを確認してから話し始めるのがマナー。

相手は今手を離せないかもしれませんからね。

 

メールでも、友達同士なら気軽に用件だけをやり取りしたって問題ありませんが、ビジネスメールとなるとそうもいきません。

たとえば、上司や取引先から何かを教わったり指示されたりしたとき、何と返事しますか?

 

三択にしましょう。

  • 了解しました
  • 承知しました
  • かしこまりました

どれが一番ふさわしいでしょうか。

 

これ、実はどれも誤りではありません。

誤りではありませんが、ビジネスメールでは「了解しました」より「承知しました」「かしこまりました」のほうがふさわしいです。

なぜかというと、どれも敬語であることには違いないのですが、「承知しました」「かしこまりました」には尊敬の意味が含まれるからです。

メールでは感情が伝わりにくいので、丁寧な言葉遣いや文章作りを心掛ける。

これもまたマナーのひとつなのです。

※「了解しました」じゃ軽いけれど「承知しました」だと改まりすぎる、というときには「了解いたしました」と使っても問題ありませんよ!

※メール上、としましたが、口頭でも同様に使えるビジネスマナーです。

 

「マナー」と「エチケット」、違いはわかりましたか?

どちらにも共通するのは心遣いです。

相手を思いやる行動を取ることが、自然にマナー・エチケットを守ることにつながります。

 

今の世の中、新型コロナウイルスの影響でピリピリしてしまっていますが、ちょっとしたことでもよいのでマナー・エチケットを意識して、

お互いが少しでも気持ちよく生活していけたらいいですね。

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つむぎ

キャリアバンク株式会社 メディカル事業部