桜前線2020北海道は早い?遅い?言葉の意味を調べてみると・・・

更新日/2020.04.24

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桜は確実に咲いている・・・はずですが、あまりニュースにはなっていませんね。

今は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、様々なイベントが中止となり、お休みとなった施設があり、お花見もできる状態ではありません。

 

札幌の開花予想は4月28日、釧路は5月10日の予想です。

桜の木の下に行かなくても、遠くから眺めるだけでも気持ちはふくらんできます。

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「桜前線」とは、日本列島でのソメイヨシノの開花日をつないだ線。

3月中旬に九州、四国南部から北上を始め、5月上旬に北海道に至ります。天気図の前線に似ているところからこの名が付きました。

 

基本はソメイヨシノですが、沖縄・奄美地方はカンヒザクラ、北海道の北部・東部はエゾヤマザラまたはチシマザクラとなります。

かつては九州から北東方向に、ほぼ順番に桜前線が北上していましたが、最近は複雑な曲線を描いて進んでいます。

特に九州南部の開花が九州北部や本州より遅れる逆転現象が発生しています。

原因は冬場の暖かさ。

桜は夏に翌春咲く花芽を形成します。いったん休眠に入った花芽が、冬季に一定期間低温にさらされ休眠から覚めます。

その後の気温上昇と共に花芽は成長して開花に至りますが、冬に暖かすぎると春先の気温が高くても開花が遅れることがあります。

桜の開花予報の大きなポイントとなります。

 

実は気象庁の開花予想の発表は2010年(平成22年)より取り止められています。

理由は民間による開花予想が行われるようになった為。

現在開花予想発表は民間の5業者(ウェザーニューズ、ウェザーマップ、日本気象協会、ライフビジネスウェザー、日本気象株式会社)が提供を行っています。

ウェザーニューズでは、2003年(平成15年)より独自の調査による開花予想を発表しています。

2月中旬に桜の開花傾向を発表した後、3月1日に第1回の開花予想を発表します。

発表する地点は各地の花見の名所ですが、報道発表では各都道府県内の代表的な花見名所を発表するため、気象庁の予想と場所がずれることがありました。

ウェザーニューズの開花予想は、従来の手法に加え花見の名所での取材や「さくらプロジェクト」に参加するサポーターの情報などを取り入れています。

「さくらプロジェクト」とは、東日本大震災からの復興を願い、福島や東北、さらに全国を応援することを目的としたプロジェクト。

さらにFukushimaさくらプロジェクトは、2013年に復興のシンボルとして新種の八重桜「はるか」の苗木が福島県に寄贈されたことをきっかけにして発足しました。

「はるか」は、森林総合研究所が開発し、福島県に贈られた新しい桜です。

福島・東北を応援するシンボルとして、はるかかなたの未来にまで広がって欲しいという想いを込めて、大河ドラマ「八重の桜」の主役であった綾瀬はるかさんにより、命名されました。淡いピンクの花弁が重なる艶やかな八重桜です。

「さくらプロジェクト」には毎年1万人以上が参加しています。

まずは近くの公園や通勤途中など、あなたにとって一番身近な桜を「マイ桜」として登録します。

その後マイ桜の日々の成長をリポートで送ると、皆さんから届いた桜の情報が開花予想にも反映されていきます。


新型コロナウィルスの感染拡大に伴う外出自粛要請により、宴会やイベントの中止だけでなく、立ち入り制限が行われている名所もあります。

今年はお花見はできなさそうですが、毎年桜の季節は必ず巡ってきます。

今はおうちで、一刻も早く事態が収束し、みんなが笑顔でお花見できる日が戻ってくるのを待ちましょうね。

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キャリアバンク株式会社 メディカル事業部