2015 09 / 12

釧路の風

釧路公立大生のサテライトでもあるキャリアステーション。
春にスタートした就活も、ほぼ落ち着いた印象を受けます。
某日、来場した学生さんたちに撮影OKをいただきました。

P1390653.jpg(全員仲良しのメンバーのようです)

ほぼ毎週来場しているうちに
当社の受付嬢とも顔見知りになります。
「内定もらいました!」と笑顔で報告に来てくれると
本当に良かった!と我が子のように嬉しくなります。

P1390649.jpg(ただ、もうお別れかと思うと一抹の寂しさが)

でも、まだ未内定だったり揺れている学生さんもお見受けします。
周りが次々決まっていくと、焦ったり自信を無くしそうですが
人生はどう転ぶかわかりませんよ。
この忍耐の時間が、辛くもあり財産でもあるはずです。

P1390654.jpg(公立大生は、主に奥のスペースを利用しています)

釧路公大担当のM岡氏に、所感を聞きました。

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 今期の釧公大の就職支援業務は、3月から本格的な就職活動期に入り、
 セミナーやカウンセリングによる支援を続け、
 内定獲得と卒業後の目標設定に力を入れてきました。

 3月のセミナーでは、活動全般の流れ、応募書類の書き方、過去の内定獲得者の傾向、
 行動目標の立て方、新聞活用術等のポイントを把握してもらいました。
 当然ながら意識の高い方ばかりが集まり、セミナー全体が活気に満ち溢れていました。

 その後、全体的なサポートから現在の個別カウンセリングを重視するサポートに
 移行しています。

 来場学生の皆さんを見て思うことは、ここ数年で活動方法も大きく変化していることです。
 具体的には、カウンセラーと簡単なコミュニケーションを毎日図りながら情報をしっかり得る人、
 他者やカウンセラーとの交流は避け自己流で結果を残そうとする人、
 同じゼミやサークルに所属し仲良く来場する人、
 明らかにスイーツな関係?でとっても楽しそうな人、
 疲れきってテーブルに伏している人、
 スマホを武器に活動している人等など様々です。

 そんな中、"enjoy就活"を掲げ活動を楽しんでいるAさんがいました。
 話を聞いてみると、就職活動が楽しくて仕方がないとのこと。
 一瞬「?」と思いましたが、真顔で答える本人の表情を見ると
 本当にそうなのだと確信しました。

 「自信を持って4年間過ごしてきたので、何を聞かれても堂々と答えられる」そうです。
 また、「受験時から設定していた目標も全てクリアして来た」とのこと。なるほど...
 「採用試験では、今までやってきた活動を素直に伝えます...
 相手にイメージしてもらえれば大丈夫です」ということでした。

 きっとAさんは、自己流の就職活動で結果を残せるはず。
 私達カウンセラーを頼ることは無いだろうと考えていました。

 しかし、本人の思いは違いました。
 希望企業で仕事がしたいので、「疑問点があれば必ず相談します」とのこと。
 大人を避ける学生も多い中、Aさんは何かあれば大人を信用し耳を傾けることができる人でした。
 実はこれもAさんの強みです。
 今まで同様、この就職活動でもAさんは目標をしっかり達成しました。

 我が子もAさんのように育ってほしいとの思いがありますが、
 自分の子供の カウンセリングは上手く行きません。
 何年たっても力不足を感じます!

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新卒でも中途でも、「採用されればゴール」ではありません。
結果は10年、20年後に現れてきます。
未来は誰にもわからない、だからこそ私たちは、
一人一人の「これから」を見届け応援していきます。

(広報F)

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