2011 12 / 27

忘れてしまいたい

今年も残すところあとわずか・・・
昼は挨拶回り、夜は忘年会と
日本のビジネスパーソンは、ただいま大忙しであります。

小生も某日、とある忘年会で楽しく飲んでおりました。
その居酒屋でご不浄に行ったとき、個室の目の前に貼ってあったのは
来年のカレンダー。

2012ですか.jpg(まだ来年まで1週間はあるんですけど・・・)

(気の早いお店だなぁと)思ったら、
壁面にはこんな張り紙が・・・

洗いきる.jpg(厳粛な気持ちにさせられますな)

さらに出口のドアには〆の一言。

望む前に.jpg(心が洗われました)

アルコールが入ると、人間平常心を失ってしまったり
逆に日頃の不満が爆発したり・・・色々な現象が誘発されます。
酔っぱらいにとってトイレとは、己を振り返る神聖な場所かもしれません。

そんな小生、先週の忘年会の帰りにとんでもない失敗をしてしまいました。

JR.jpg(それは夜のJR札幌駅)

JRの券売機で片道切符を買いました。
酔ったアタマで1万円札を投入。
でも次の瞬間、切符と小銭を受け取って満足してしまい・・
お札の釣りの9,000円を取り忘れた事に気が付いたのは、
それから帰宅してからでありました(涙)。

券売機.jpg(しばらく落ち込みました・・・)

翌日、会社で会う人会う人、この話をして気を紛らわしましたが
実にさまざまな励ましの言葉をいただきました。

A「そんな一面があって安心したよ」
B「それは誰かに"ほどこし"を与えたと思いなさい」
C「あと2件飲みに行けるな」
D「とりあえず忘れ物係に電話してみたら?」

想像以上にDの意見が多かったのが、日本人らしいと思いませんか!?

S野嬢.jpg(励まし上手の一人S野女史〈右〉、仲間って有難い!)

そんなわけでJR札幌の忘れ物係に電話をしてみましたが、
やはり届いてない・・・・ですよね~!(涙)

ただ電話を切る際に、係の男性から
「申し訳ありません」と、心のこもった言葉をかけていただき、
驚くと同時に気分がスッキリしました。

忘れ物は当方の不注意であり、先方が謝罪する必要はありません。
ただ、問い合わせる相手の気持ちに立つとするなら
まずは気持ちに寄り添い、どこかに感情の行き場をつくってあげることも
大切なことかもしれないと感じました。
ホスピタリティって、こういう事なんですね・・・・。
来年こそ絶対、酒の失敗は繰り返しませんとも!

(広報F)

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