2006 07 / 13

東京物語

行ってきましたよ、久しぶりに東京に。仕事でね。 自らの名誉のために言っておくが初めてではない、プライベートでは何度も(一応ね)。ただ仕事では初めて、これって意外と緊張するものなのだと判明した。なんといっても絶対に遅刻が許されないのだから。tokyotower.jpg
東京といえば・・・?

それにしても羽田空港はなんであんなに大きいのだ、大型スーパー・ジャ○コの広さにさえ対応しきれない私に、第1ゲートだの第2ゲートだの言われても困ってしまう。そして今や乗り換えはモノレールの時代から京急に変化しているというではないか。乗り換えが嫌いで、進学校を偏差値ではなく「通学経路」で選んできた自分に、新たな路線を選ぶなど無理。当然、空港を降りたらリムジンバスを選択、自腹を切ってさえリスクは避けたい、やっぱり「直行」ほど強いものはないもんね。しかし後から「東京で渋滞にはまったら危険だよ、普通は車には乗らないの」と周囲にダメだしされてしまった。そんなもんなんですね、大都会って。
とにかく人の数は多いし刺激と活気があふれる街だ、日本の国をここが中心になって動かしているという空気がみなぎっている。景気も確実に回復している手ごたえをダイナミックに感じることができる。しかし時間が経過するほどに、自分の心身が消耗していくのがわかる。大勢の中の孤独とは、こういう感覚なのだろうか。異国に居るよりも遠い感じと言うのか、同じ国でありながらここまで落差があるというのも、皮肉なものだ。マスコミ等ではこれを「格差」と言っているのだろうが、何かもっと違う「違和感」を肌で感じたのが、非常に印象的な出張だった。
くたびれて札幌に帰り、風呂に入って突如浮かんだ歌はなぜか吉幾三の『おら東京さ行くだ』。皆さんご存知だろうか?いや別にファンでもなければ歌ったこともないんだけれど・・・いつかカラオケに行ったら、フルコーラス歌ってこの日を思い出すことにしよう。

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